スキンケアの原点!ワセリンの魅力を復習

スキンケアアイテムとして、最近ニベアと並んで注目を浴びているのが「ワセリン」。
お肌や手、唇のケアにはもちろん、傷の修復にも良いのだとか。
今回は、ワセリンの魅力に迫ってみましょう。

ワセリンの使い道は?

かかと、顔、唇、手、目元、更には指先のひび割れやささくれ、鼻の穴の周囲に塗って花粉症対策、靴擦れやまめ防止、虫刺されや口角が切れた際と、オールマイティーな効果が。
何と、人間の身体だけでなく、油汚れを落とし、革製品のお手入れ、靴磨きにも使えるそうです。

どんな成分が入っている?

ワセリンはもともと石油から作られています。
石油と聞くと、お肌に悪そうと思う方もいるかも知れません。だけどご心配なく。石油はそもそも、植物が堆積し変性したもの。もとは植物性の油なのです。
この油から不純物を取り除き、高純度に精製したものがワセリンです。dai-0338

黄色っぽいアメリカ製ワセリンが一般的ですが、更に純度を良くしたものが白色ワセリン。
ドラッグストアでも出して貰えます。更に精製して不純物を減らしたのがプロペト、更に精製したのがサンホワイトです。大変安全で低刺激です。
酸化しにくく、肌への刺激も少ないので、アトピー性皮膚炎の治療など皮膚疾患やお肌のトラブルの治療に、大人ばかりでなく乳幼児に対しても処方されます。

どんな効果が期待できる?

ニベアのように、保湿に役立つアイテムと思っている方も多いでしょう。
確かにそうなのですが、ワセリンの効果は、めくれ上がった角質細胞を元の位置に貼りつけてバリア機能を正常に戻し、乾燥や刺激から守ること。
界面活性剤と違って、ワセリンは角質層を破壊しません。
まずは、角質層を正常な状態に整えることから、なんですね。

使い方は?

一箇所に塗るのに、米粒半分程度の量で良いとされています。それを、掌で温めてから患部に押し付けるように塗ること。
ベタベタになるのは禁物です。付けすぎは、新陳代謝とも言える水分の蒸発をも防いでしまうからで、お肌が正常な働きをしなくなってしまいます。
指で鏡を触ると鏡に指紋が付きますが、ワセリンもそのぐらいの量で充分。
適切な量を使えば、お肌本来の働きを邪魔することなく、傷んだ角質層を修復し結果的に健康なお肌に近づけてくれます。

いかがでしょうか?
むやみに化粧品に頼らず、健康なお肌を目指したいというシンプル志向の方にはぴったりのアイテムと言えそうですね。

今の化粧品で本当に大丈夫?良い保湿化粧品を選ぶポイント

ヒアルロン酸にアミノ酸、コラーゲンなど、世の中には保湿に良さそうな成分を含む化粧品がいっぱい。
買ってはみるけれど、なかなか乾燥肌が改善しないということはありませんか。
それはもしかしたら、本当に有効なアイテムを選んでいないのかも知れません。
以下でチェックしてみましょう。

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どんな保湿成分か

何と言っても保湿力の高い成分として、セラミド2(セラミドNS)がお勧めです。セラミドにも番号がありますので、パッケージの成分表を見てみてください。
また、動物由来のセラミドは親和性も高く染み込みやすいので特にお勧め。植物性由来のものや人工のものもあるので確認しましょう。
尚、エラスチンやヒアルロン酸も保湿成分ですが、化粧品から塗布してもそれらが本来あるべき位置(真皮)まで浸透してくれないので、保湿効果はさして高いものではありません。根拠と効果のある成分か、確認して頂きたいと思います。
一例として、現在人気のあるスキンケアブランド「アヤナス」は、ヒト型セラミド(酵母由来、人間のセラミドと同じ構造)をナノレベルまで細かくすることで浸透しやすくしています。また、バリア機能を強化するベントナイト、コラーゲン生成を助けるCVアルギネートが含まれています。

蓋をする事も必要

化粧水の成分は殆どが水ですが、お肌の奥まで入りにくいのです。これは角質層でバリア機能が働いているためで、浸透するにしても角質層の2~3層程度。これではすぐに水分が蒸発してしまいます。
水分を入れたら、蓋をして蒸発を適度に防いであげること。また、バリア機能も備わったお肌であること。水分が蒸発する穴を適度に塞いでくれる上、外から入って来る紫外線など乾燥の原因も跳ね返してくれます。
化粧水を付けて潤わせたらクリームなど油分のあるものを重ね塗りしますが、最近は、定番のワセリンやニベアが見直されています。
バリア機能は、角質層の中にある細胞間脂質と呼ばれるもの。細胞間脂質は、4~6割がセラミドで、残りは脂肪酸、コレステリルエステル、コレステロール、グリコセラミド、セレブロシドで出来ていますので、これを含むアイテムを選ぶのも良いでしょう

大切なのは、水分を与え、それを逃がさないというシンプルステップ。そして、それを叶えてくれる根拠と実績のあるアイテムを選ぶこと。
それこそがスキンケアの原点。
是非、ご自身のスキンケアを振り返ってみて下さいね。

アンチエイジング対策になる保湿成分を普段から取り入れよう!

年齢と共に、お肌が元々持っていた保湿成分はどんどん減少します。
結果、お肌が乾燥するだけでなく、シワやたるみ、シミも増加する一方…。
普段から保湿を頑張っておられる方は少なくないと思いますが、アンチエイジングにも保湿は有効なのです。

アンチエイジングに有効な成分

セラミドは保水力が大変高い成分なので、既に保湿対策にお使いの方も多いと思いますが、更にセラミド1、4、5には外部刺激に対するバリア機能が。af9970047516
これにより、シミの原因となる紫外線など悪い刺激からお肌を守ってくれます。また、セラミド3、6、6Ⅱはシワを軽減する役目。6、6Ⅱについては、お肌の生まれ変わりを助ける役目もあります。
コラーゲンやヒアルロン酸もよく聞く成分ですが、これらは角質層の下にある真皮に居て、お肌の弾力やハリを保つ働きをします。

塗り薬が熱い!

美容マニアの間では究極のアンチエイジングとして有名な「ヒルドイド」。保湿、血行を良くする、傷を修復する効果があり、アトピー性皮膚炎やケロイド、霜焼けの治療に用いられるお薬です。
これがシワ・ほうれい線が消えると皆さん大絶賛。クマも消えて保湿力にも優れているため乳液代わりに使う方も!
クリーム、ローション、軟膏の3種類がありますが、有効成分の量はどれも同じなのでお好みのテクスチャーを。

ヒルドイドは医薬品なので、処方箋を持って薬局または病院で購入となります。ただ、海外からの個人輸入なら(保険は利かないので割高になりますが)通販で買うこともできるようです。
又、ヒルドイドには界面活性剤が入っていますので、極度の乾燥肌でお肌のバリア層が破綻しているような場合、ダメージを与える恐れもあるので要注意です。

保湿だけでシワは完全には消せない

肌の乾燥が原因で発生するシワというのは確かに存在しますが、化粧水を付けた直後や入浴時であってもシワが認識できるならば、つまり保湿だけでは消えないシワということになります。
そうしたシワは、真皮の弾力不足が原因です。
健康で若い人の真皮にはコラーゲンがたっぷり有り、内側から肌を持ち上げてハリを出しています。ところがコラーゲンが足りないと、弾力がなくなって窪みができ深いシワが作られます。
普段のスキンケアは、潤いを与える目的だけでなく、真皮に弾力を与える目的も必要と言えそうです。

ご自分のお肌の状況を知り、ダメージが回復する根拠のある成分を選びましょう!

多すぎてわからない、本当に保湿効果が高いものは?

保湿成分をチェックして!

保湿といってもただ水分を与えても意味がありません。水を顔に塗っても意味がないですよね。角質層で水分を保持しているのはセラミド。セラミドを肌に補ってあげれば乾燥はしないはずなのです。

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セラミドの種類を知らないと意味がない

セラミドとひと口に言っても実は種類がいくつかあります。化粧品の中に含まれるセラミドの種類は主に4つ。天然セラミド、ヒト型セラミド、植物性セラミド、合成セラミドです。この中で効果が高いのは天然とヒト型の二つ。天然セラミドは馬の胎盤などから抽出されており、非常に浸透性も高く、アトピーにも効果的と言われていますがお値段がお高いのが残念なところ。安価のものは含有量が少ないと思ったほうがいいでしょう。
注目すべきはヒト型セラミドで、酵母から生成されており、人の体内のセラミドとほぼ同等の構造。このヒト型セラミドが含まれている化粧品が保湿に優れて手が出しやすい、ということになるのです。
ちなみにこのヒト型セラミド、成分表記ではセラミド1、2、3といった表記になっているようです。

セラミドを含む化粧品

富士フィルムが独自の開発で生み出したアスタリフト。カメラのフィルム製造メーカーが化粧品を作ったということと、有名タレントのCMでかなり注目されました。また、従来のセラミドよりもナノサイズ、かなり小さく分散し、吸収力を9倍にアップしています。セラミド含有化粧品の先駆者的存在です。
小林製薬のヒフミド。抗酸化に優れ、保湿成分も高いホホバオイルを含んでいます。このホホバオイル、エステでも高級オイルとして使用されていますが、ネィティブアメリカンのあいだではやけどや湿疹の治療薬として使用されていて安全性は抜群です。
ポーラオルビスのディセンシア。ポーラ研究所のオリジナル技術でCVアルギネートという海藻から生成した成分がコラーゲン生成にも役立つため肌のハリにも期待できます。
これらの製品は全てトライアルセットが用意されており、敏感肌で合うものが見つからない、といった方にもオススメです。

見た目の若さは内部反射!みずみずしい肌は10才若く見える!

人が肌の色を認識するには光が肌にあたり、その反射で肌の色を認識します。コップに入った水には色がないのに光が当たることでキラキラ明るく見えますよね。同じことです。光に反射すると明るくキレイに見えるのです。肌が光に反射するにはどうすればよいか、それは肌の水分量を増やせばいいのです。それだけで見た目年齢が若く見えるのです。

眩しい肌、それはみずみずしさaf9980018917

脂が奪われすぎている

乾燥して肌がカサカサしてくる、それは肌の水分が失われています。肌はいつも脂と水のバランスで成り立っているのです。カサカサ乾燥する原因として大きく二つあります。
一つには洗いすぎです。最近のファンデーションは皮脂や汗によれないようにとなかなか落ちにくくなっています。
だからといって界面活性剤の含まれたクレンジングは洗いすぎを引き起こし皮脂を奪いすぎるのです。メイクはクレンジングクリームでマッサージするように浮かせて洗いましょう。

蒸発していく水分

洗顔によって油分が奪われすぎると肌の水分はどんどんと蒸発していきます。水分が蒸発しないように油分で蓋をされていたのにその蓋がなくなってしまうからです。これがカサカサ肌の二つ目の理由です。
肌の角質層では細胞間脂質よって水分が保たれています。この細胞間脂質の代表する成分がセラミドです。セラミドを肌に与えてあげることで肌が内部から潤うのです。
温めのお風呂でゆっくりと毛穴を開き、汚れを落とし、その状態でセラミドの入った化粧水などでローションパックすれば肌がぐんぐんと水分を吸い込んでくれるでしょう。
きっと肌が反射して若々しくなるはずです。

乾燥肌の原因は遺伝よりも、普段やっているあの習慣かも?

肌が乾燥する原因は遺伝!?

そう思ってる方が多いと思いますが、意外にも乾燥肌の主な原因は、後天的な要因によるものが多いのです。
例えば、睡眠不足、日々ストレスを溜めている、食生活の乱れ、規則正しい生活をしていない、過度の喫煙、アルコールの過剰摂取…などなど。
もちろん、生まれつきの肌質というものもあるようです。もともと肌のキメが細かい人や粗い人、もともと皮膚が薄い人、厚い人、様々なタイプの人がいるように肌が乾燥しやすい人、脂っぽい人もいるのです。

では、生まれつき乾燥肌ならどうにもならないのか?と言えば…
もちろん、そんな事はありません。ただ、乾燥肌の人は、乾燥を悪化させる要因を遠ざけたり、正しいスキンケアで肌の本来の機能を回復させるなど、人一倍の努力が必要かもしれません。
遺伝以外で乾燥肌に悩んでいる人の特徴は、主に次の3タイプに分かれると思います。

正しいスキンケアを知らないCX_DG014

間違ったスキンケアというのは、乾燥肌をさらに悪化させたり、肌のしみやしわ、たるみなど他のトラブルを引き起こしかねません。今一度、スキンケアを見直してみてはいかがでしょう。
正しいスキンケアとは、洗顔後、化粧水や美容液をたっぷりと使って肌に浸透させます。

その後、乳液やクリームなどで水分が逃げないようにフタをする。
また、化粧品を選ぶ際は自分の肌質、年代などを考慮し、どのような美容成分が含まれているかで選ぶのがポイントです。

偏った食生活

バランスの悪い食事や、過度の禁煙やアルコールの過剰摂取など。
わかってはいてもどうしてもやめられないと言う人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、急にお酒やタバコをやめて、逆にそれがストレスになったりするといけませんし、これに関しては出来るところから無理なく徐々に変えていくのがいいのかもしれません。

また、体質・肌質改善には漢方なども良いと聞きます。一度、専門家にをたずねてみるのもひとつの手かもしれませんよ。

新陳代謝の機能低下

皮膚のターンオーバーが上手くいかず、古い皮膚が剥がれず残ってしまいそれが乾燥肌の原因になることもしばしば。適度な運動をしたり、汗をかくことを意識して新陳代謝を促す事も大切です。

一度は聞いたことがある?これだけは知っておきたい3つの美容成分

さて、肌が保湿する仕組みがわかったところで、大事なことなので繰り返し、言います。
保湿とは、肌内部で水分を蓄えて逃がさないでその状態をキープする事です。
ここでは、保湿に効果があると言われる美容成分のうち、これだけは知っておきたいという3つの成分を紹介したいと思います。

ヒアルロン酸CX_DG005

ヒアルロン酸とは、もともと肌内部の真皮層に存在するゼリー状の物質。
その特徴は高い保湿力にあり、たった1gで約6000mlの水分を蓄える事が出来るとも言われています。
また、ヒアルロン酸は人間がもともと持っている成分の中で、一番保水力に優れているとされています。

コラーゲン

コラーゲンは、肌はもちろん、骨など体のあらゆる部位に存在するたんぱく質の一種で細長い棒状の形をしています。棒状になる事で丸まっているより表面積が大
きくなり多くの水分を蓄える事が出来るためです。また、細胞と細胞を繋ぎ合わせる力があり、保湿力のみに限らず、肌のハリと弾力を保つ役割も担っていま
す。

セラミド

セラミドとは、肌表面の角質層の中で細胞間を満たしている成分です。
油と水分の両方を蓄える事の出来る成分で、油分と水分を交互に何層も重ねる事で保湿力を高めています。
角質層の中で約80%を占めるセラミドはその保湿力もさることながら、外からの刺激を内部に伝わるのを和らげるのにも役立っています。

さて、ここにあげた3つの代表的な保湿成分ですが、これらは単体で使うよりは、一緒に使ったほうが、相乗効果でより高い保湿力が期待できるのです。
ヒアルロン酸やコラーゲンのみ配合されたものよりは、セラミドも含まれているような商品を選んだ方が良いのです。
また、ヒアルロン酸やコラーゲンなんて効果がない!!などという意見もありますが、それは、肌につけても真皮層にまでは届かず、直接その成分を補給は出来ないと言う事です。
肌につけるだけでも、乾燥を防ぐ保湿効果については、十分に証明されているのです。

美肌の条件、潤い肌の第一歩。まずは保湿の仕組みを知ろう

保湿とは、水分の蒸発を防ぎ、湿度を一定に保つ事です。
肌の保湿と言うと、化粧水をつけたり乳液やクリームを使ってのスキンケアを思い浮かべるかもしれませんが、本来、肌というのは保湿する機能が備わっています。
今後のスキンケアに活かすためにも、肌の保湿する仕組み理解しましょう。

肌の保湿に欠かせない3要素

肌が保湿している=肌が潤っている状態なわけです。
では潤い肌とはどのように作られるのかというと、その仕組みを担っている3要素は以下の通り。

◇皮脂膜
◇天然保湿因子 (NMF)
◇角質細胞間脂質 (セラミド)

角質細胞間脂質の働きCX_DG056

角質層の中で、細胞と細胞の間を満たし、その構造は水分と油が交互に何層にも重なっています。交互に重なることで水分が蒸発しにくく、角質の中に水分を留めているわけです。
この角質細胞間脂質で角質層の水分の約80%を抱えているのです。

天然保湿因子とは?

天然保湿因子(NMF)とは、肌自身が作り出す保湿成分です。特徴は水をよく吸収する性質があります。そしてNMF内に水分を溜め込んで長時間キープしているわけです。
角質層の約17~18%ほどの水分をNMFで保持しているのです。

皮脂膜は天然のクリーム

肌の保湿の際、化粧水などをつけた後、肌表面の水分の蒸発を防ぐため、乳液やクリームをつけていることと思います。
実は、肌にはもともとそのクリームと同じ働きをする仕組みが備わっており、それが皮脂膜なのです。皮脂膜は、毛穴から分泌される皮脂と汗が混ざったもの。それが皮膚表面に薄く張り付いて角質層内の水分が蒸発するのを防いでいるのです。

この3要素はもともと体の中で作られる成分で、これらが上手く作用しあって肌の潤いは保たれているのです。
皮膚の一番外側にある厚さ0.02mmの角質層の中に点々とNMFと呼ばれる細胞が存在し、その間を埋める様に角質細胞間脂質で満たされています。
NMFと角質細胞間脂質が角質層内に溜めている水分が蒸発するのを防ぐため、角質層の表面に皮脂膜で覆っている。肌の保湿の仕組みは、大まかにはこんな感じです。
加齢によって、その成分が作られなくなったり、働きが鈍ったりします。それらを補うようなスキンケアが重要になってくるわけです。